相模原市人権尊重のまちづくり条例(仮)について

相模原市長殿

人権・男女共同参画課課長殿

                   

                                                      全国公的介護保障要求者組合

                                                        委員長  三井 絹子

私たち「全国公的介護保障要求者組合」は、共生社会実現のためには、相模原市人権尊重のまちづくり条例(仮)に「やまゆり園で起きた事件を忘れず脱施設を見据えた地域移行」の記載をすることが不可欠だと考えています。

 しかし、相模原市および市長は耳を傾けてくれません。また面会にも応じてくれません。当事者を無視し、蔑ろにするこの行為は絶対に忘れません。しかしこのままでは無駄に時間が経過するだけでしょう。

 ですから、いったんこの不毛なやりとりを終わらせようと思います。非常に残念な思いです。「共生社会」の言葉が虚しく響くだけにならないように心から祈っております。

 私たちは「共生社会」の実現、障害を持つ人たちの「地域移行」を決して諦めることはありません。施設自体が差別だということは明らかです。

 これからも、相模原市および市長には「共生社会」の実現のため、さまざまな提言を行っていくつもりです。そのときこそ、お会いできるだろうと信じております。

当事者と向き合う事から一歩が始まります。忘れないでください。

 みなさんには誠実で真摯な対応をぜひお願いします。期待しています!

                                                            2023年10月2日

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